« Amazonベストセラーで総合2位に! | メイン | バンビーナ 09年1~2月 »

◇◇「ヤルタ会談」フォーラムのご案内◇◇

来る2月23日月曜日午後5時から憲政記念館において
○平田オリザ作・演出「ヤルタ会談」を鑑賞し、
○平田オリザ氏の解題に加え、政治家、ジャーナリストを含めた言論人が、
現代日本の政治や言論のあり方、そして教育について語り合う
フォーラムが開催されます。
当日は、平田氏が積極的に取り組んでおられる演劇教育の現状と今後の展望、日本の文化政策への期待などについても問題提起が行われ、活発な議論が行われる見込みですので、特に教育関係者の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

■フォーラムの開催趣旨

演劇界の鬼才・平田オリザが脚本・演出を手がける「ヤルタ会談・劇場版」が2月23日(月)東京・永田町の憲政記念館で公演されます。
第二次大戦後の世界を決めたといわれる、あの歴史的な会談を、なぜ、今、国政が緊迫する中で、永田町で上演し、政治家や、言論人、さらには多くの若者が、それを題材に議論を行うのか。いぶかしく思う向きもある思い、その意義を語らせて頂きます。

1945年2月。もう64年も前のことです。西部戦線でドイツ敗北が決定的になっていた。そんな時、クリミア半島の保養地ヤルタに世界の3巨頭が顔を揃えた。ルースベルト大統領、チャーチル首相、スターリンソ連共産党書記長。今で言えば元祖サミット会談です。議題は、大戦後の世界秩序。ドイツ、ポーランドから朝鮮半島、パレスチナ・イスラエル問題まで議論は及び、領土分割や国家の独立が、当事者を差し置いて大国によって決まった「究極のボス交」でした。

ドイツを降伏させた後、ソ連は日ソ不可侵条約を廃棄し日本を攻撃する、見返りは千島列島。そんな「密約」もここで決まったのです。原爆が投下されソ連が極東で参戦し、やがて米ソ冷戦へと歴史の舞台は回っていきました。そして今、日本やドイツから紛争の火種は消えましたが、さして遠くない中東や朝鮮半島で世界の平和を脅かす「ヤルタの遺物」が悲劇を生んでいます。

「ヤルタ会談・劇場版」は登場人物3人だけ。30分の舞台ですが、辛辣なセリフは、
世界の指導者が背負う国益の身勝手さを、ブラックなユーモアをかぶせ軽やかに描いています。「今を考えるため、歴史から学ぶ」。演劇という手法で見事に世界を照射した作品だと思います。

平田オリザさんによると、この作品は9/11後の世界を見据えて書かれてものです。2002年に柳家花緑師匠から頼まれ、最初は落語の筋書きでした。それを演劇用に書き直し2003年から上演が始まりました。国内で15都市、外国でもアメリカ・カナダの8都市で公演され、今年の秋からジュネーブなどヨーロッパ各国で舞台にかかります。欧州の裏庭ともいえる中東では、イスラエルのガザ地区への攻撃がまた始まり、パレスチナの悲劇と苦しみは大国が支配する世界構造の活断層となっています。一方、米国発世界金融危機が大国の屋台骨を揺さぶり、その捌け口は危機の火種になりかねない。新たな世界秩序が模索されようとしている今、「ヤルタ会談劇場版」は日本が世界に発するメッセージです。

日本が最も苦手とするのが世界の枠組み創りへの関心と参画ではないでしょうか。大きな議論になると隅にいる。発言の順番が来たら、お役人が書いた作文で済ます。空気を読んで大勢から外れないよう心がける。そんな風に外国から見られがちな日本ですが、「ヤルタ会談劇場版」は一歩踏み込んで世界を挑発する「やってくれるじゃないか演劇」であります。参加することに意義があるのはオリンピックだけじゃない。演劇が世界舞台にエントリーするなら、政治もジャーナリズムももっと大きな構想力を持て!

平田一座の上演は、世界への発信だけでなく、日本の言論や政治への痛烈なメッセージが込められています。舞台を観て、われわれが何を感ずるか、それはあなたの感性と思いが決めてくれるでしょう。

(発起人 山田厚史)

■日 時
09年2月23日(月)
午後4時30分 開場
午後5時    開会
午後7時    終了予定
(上演時間は5時15分頃から30分間、その後パネル討論パネル討論には平田オリザさんをはじめ発起人数人が参加予定)
フォーラム終了後、希望者で会費制の懇親会に移動

■会 場
憲政記念館 < 千代田区永田町 1-1-1 >
☆ 憲政記念館へのお問い合わせはご遠慮ください。(憲政記念館の場所、アクセスに関するもの以外は)
☆ 入場無料(発起人には別途の協賛をお願いいたします)
☆ 定員になり次第締め切ります。

■発起人(若干の追加調整中)      
≪09年2月5日現在/五十音順≫

・浅尾慶一郎
・有坂民夫
・石井郁子
・上原恵美
・浮島とも子
・大庭三枝
・川戸惠子
・河村建夫
・玄葉光一郎
・小池百合子
・斉藤鉄夫
・佐藤大吾
・菅沼堅吾
・鈴木寛
・仙谷由人
・染谷ゆみ
・高井美穂
・武村正義
・寺脇研
・富山加津江
・西村恭子
・早野透
・古川元久
・保坂展人
・細野豪志
・前原誠司
・増田寛也
・松あきら
・松井孝治
・松本剛明
・山田厚史
・山本一太
・吉田俊実
・与良正男


■連絡先
参議院議員 松井孝治事務所
担当:鈴木 E-mail:koji_matsui@sangiin.go.jp
出来るだけメールにてご連絡くださいませ。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年02月09日 21:53に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Amazonベストセラーで総合2位に!」です。

次の投稿は「バンビーナ 09年1~2月」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

NEW

Powered by
Movable Type 3.35