ラーンネットBlog

ゴールイメージを持って進もう!~第28回ナビゲーション講座基礎編~(ラーンネット通信9月号より)

去る8月29日から30日、六甲山のびのびロッジでは、2学期始業より一足早い学びの場が開催されていました。それは、おとなのための学びの場「ナビゲーション講座」。この講座の魅力は、なんといっても、「自分を解放できること!」今の、そのまんまの自分を周りに知ってもらい、受け入れてもらえることです。

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親として教師として、また部下を持つ人として、ナビゲーションを学びに来られる方は、まず「知る・感じる」セッションでお互いのことをじっくり知ります。そして、自分のいいところに注目してもらうのです。この気持ちいい、嬉しい体験は、相手の立場になって考える大切な体験となります。その後、ナビゲーションについて考えていきます。色んな事例をもとに、それぞれがナビゲータ役、子ども役となり、演じてもらうロールプレイ体験。その時に大切なのは、ナビゲータ役の人は、相手にどうなってもらいたいのかというゴールイメージを持つこと。それが、ナビゲートしていくときの大きなカギになるのです。

今回も、色んな子どもの気持ちが表現されていて、それを受け止めながらのナビゲートに悪戦苦闘すること多々あれど、子どもの気持ちをしっかりつかんで前に進んでいくナビゲータさんの姿が光っていました!  (いし)

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~受講生Y.Kさんからいただいた感想~

1年生の娘をフルスクールに通わせているが、マイペースなわが子を動かすのに家では大きな声を出さざるを得ない場面も多く、いろんな疑問や思いを抱え参加したこの講座。参加者は年齢も職業も様々でバラエティに富んでいたが、「人を知る・感じる」のグループワークによって自分を語り、互いにインタビューし、されることによりあっという間に距離が縮まった。

次にロールプレイで、子ども、親、ナビ役を演じ、それぞれの立場を体感する。親役を演じた時は、「でもね」と子どもの言葉をほぼ否定していると記録役に鋭く分析され、子ども役からも素直に聞く気になれないと言われた。そこで次は、子どもの思いを受け入れた上で、自分の思いを話すと…。印象が全く違ったらしい。しかし当の本人は、そんなに違うとは感じていなかったのが正直なところ。だって「思い」(ゴールイメージ)は同じなんだもん。

そして講座の最後は実際のスクールで起こった事件を題材にしたロールプレイ。最初に生徒役をやったが、「ナビの言うことはわかるが納得はできない。思いが暑苦しくてちょっと怖い」というのが正直な感想だった。ナビ役の、とにかくゴールイメージを伝えないといけないという熱い思いが暑苦しさにつながっていたのだろうか?「人の振り見て我が振り直せとはこういうことなのね、きっと。」と思った。

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次は自分がナビ役をやることに。事前に本物のナビゲータと相談しイメージ作りをする。理想のゴールイメージはあるのだが、この設定では困難だと話すと、「気持ちに寄り添うのがゴールでもいいんじゃない?」と。「うお!目から鱗。」ただ、どんな状況になってもブレてはいけないとの助言を得て、本番では子どもの気持ちに寄り添うことに徹した。講座が終わるころには、最初に持っていた疑問点や思いのいくつかは勝手に解消されていたように思う。

今回の講座は、私にとってナビゲーションを学ぶといった本来の目的に加え、様々な人に出会い、話をし、子育ての悩み等を共有することを通じて自分を見つめ直すきっかけにもなりました。みなさんもぜひ一度受けてみられてはどうですか?