ラーンネットBlog

ハイブリッド講座大成功!(ラーンネット通信10月号より)

今年(2020年)はコロナ禍の中、大人向けの多くの講座や大学の講義等がオンラインとなっています。おなじみラーンネットの「探究ナビ講座」もご多分に漏れず、予定していたリアル講座が4月神戸、10月東京と中止にせざるをえませんでした。一方、オンライン探究ナビ講座は毎期大盛況です。
しかしながら、対面で集まる講座の魅力も捨てきれないということで、9月の神戸の探究ナビ講座は、オンラインとリアルのハイブリッド形式にチャレンジしてみました。以下、そのご報告です。(炭谷俊樹)

これまでの神戸でのリアル探究ナビ講座は、1泊2日で、講義・ディスカッション・ロールプレイなど講座内容の部分に加え、夜の夕食とその後の飲みながらの懇親会など、2日間たっぷりと受講生同士の親交を深めるやり方で、皆がとても仲良くなり、その後もお付き合いが続くことが多いです。
しかし今回は3密を避けるために、以下の工夫をしました。

・講義部分はビデオ収録して事前に見ていただく。

・リアルで集まる2日間は、ディスカッションとロールプレイを中心に、10時から16時で日帰り。

・参加人数も通常の半分くらい(今回は9名)に絞る。換気をしっかりする。

・昼食や間食とドリンクは自ら持参、夕食と懇親会はなし。

・1週間後にオンライン(ZOOM)で振り返りセッションを行う。

夜の懇親会ができないのは残念ですが、一方でハイブリッドならではの効果もありました。

一つは講義部分を事前に見ていただくことによって、ナビ講座に取り組む問題意識が高まった状態で集まることです。当日に講義を受けて、いきなりディスカッションやロープレに入るよりも、より準備ができていて、理解度も深いなと感じました。もう一つは、振り返りのセッションを1週間後にすることで、講座で学んだことを1週間、ご自身のお子さんに実施してみて、早速こんな効果が有りました。という報告を皆さんから聞けたことです。

例えば、あるお母さんは、娘さんが幼稚園に行きたがらなかったとき、今までだったら理屈で説得して行かせようとしていたのだけれど、講座を受けて、彼女の気持ちをしっかり聞くことをやってみました。そうすると、あるところで気持ちがふっきれたのか、元気に通うようになったので、びっくりしたとのことでした。

また小学校の先生は、今までだと、先走って教えたり提案していたりしていたものを、子どもの気持ちをしっかり聞いて共感するように意識したところ、子どもたちがとても嬉しそうに動いてくれるようになったとのこと。またご自身の8ヶ月のお子さんに対し、もちろん言葉はしゃべれないけれど、子どもをよく見て気持ちを感じるようにしたところ、やはりすごく嬉しそうに元気になったとのことでした。

もちろん、全てうまくいく話ばかりではありません。あるお母さんは、自分が余裕がなく受け答えしていると、子どもがイライラしてくるということがよく解ったとのことでした。今までは、それに気づかずに接してしまっていたものを気づくだけでも、大きな一歩だと感じておられました。また、今まで付き合いがしんどかったお子さんとの会話がとても楽しくなったとのことでした。

あるお父さんは、子どもが自分のしたいことをしてくれないという悩みをお持ちで、そういうときにどうすればいいかという意見も出し合いました。こういう参加者同士の経験の共有も有効です。

ということで、初のハイブリッド探究ナビ講座はとても楽しく有意義な内容となりました。まだご参加いただいていない方はぜひご検討を!