炭谷俊樹Blog

今年の探究一文字は「動」

ラーンネットでは毎年、「探究の七文字」の中から今年の一文字を選びます。昨年の今年の一文字は「愛」でしたが、2015年は「動」に決めました。その意味をご説明します。

 

探究動

出典:「実践 課題解決の新技術」PHP研究所

 

「動」に関する探究型の行動には2つあります。

 

3. 自ら主体的に行動する  :「信」「動」「律」

「どんなテーマに興味を持って探究し、行動するか」を人に与えられるのではなく、
自ら主体的に決めます。テーマが決まれば、本やネットで調べる、誰かに会って話を聞く、自分の考えを人に伝える、必要に応じて人に協力をお願いして実行する、なども主体的に行います。例えば、プロジェクト学習のテーマを決め、調べたり、仮説を作ったり実験したり、その結果を発表したりも子どもたち主体で行います。あるいはお楽しみ会や修学旅行でどこに行くか。のびのびフェスティバル(文化祭)で何をするかなども、子どもたちが自ら考え、決め、実行します。

 

4. 人のため社会のために尽くす :「信」「動」「愛」

最初は何を探究するかは「自分が面白いから、楽しいから」で良いと思います。しかしながら年齢・経験を重ねていくとともに、身近な社会の中で自分が誰のため、何のために行動するかが重要になってきます。そのベースとなるのが昨年のテーマであった「愛」であり、人やもの、そして自分も大切にする心です。自分の信じるものに従って人に役立つ行動をしていれば、自分に対する信頼も自然に得られるようになります。

 

このような「動」はリーダーシップの源泉だと思います。必要なとき、求められている時に自ら動いて貢献し、問題があれば解決する。そのような行動習慣が身につくと、信頼されるリーダーになっています。実際、ラーンネットの卒業生の多くが、進んだ先の学校や就職先で、周囲に頼られるリーダーとして活躍していますが、その原動力がこの自ら動く「動」の習慣であると思います。

 

どちらかというと、周りの動きを見てから動くのが多い日本人。「空気を読む」こと自体は大事なことだと思いますが、読んだ時に、誰かが動かないと、と思ったら、まずは自ら行動してみませんか?
今年はそのような方針で進めたいと思います。