ラーンネット代表 炭谷俊樹

プロフィール

経歴

1960年神戸市生まれ。
小学校時代、「学研の科学」を愛読、アインシュタインに憧れ、「ぼくも物理学者になる!」と決意。大学・大学院で物理学(素粒子論)を専攻、世界に羽ばたこうと留学を試みたが叶わず、学者への道は挫折。 その時に大前研一氏と出会い、当時全く無名だった経営コンサルティング会社マッキンゼーに就職。2年間、北欧事務所に勤務しデンマークに在住。そのときに幼児だった長女が受けた、一人一人の個性を受け入れて自立心を伸ばす教育や皆で話し合って社会課題を解決していく民主的な社会に感銘、 帰国後の1996年にラーンネット・グローバルスクールを設立。

この経緯については著書「第3の教育」に詳しく書いています。

その他の仕事

1997年より大前研一氏の下、ビジネスリーダー育成のための研修プログラムを企画開発・講師を担当。 2005年からはビジネス・ブレークスルー大学大学院の設置に伴い、 社会人がネット受講で「MBA」を取得できるプログラムとなる。現在も経営学研究科客員教授として 必修科目「問題解決思考」および卒業研究の指導を担当。

2010年4月より、ICT技術者を育成する専門職大学院である神戸情報大学院大学の学長に就任。 「Social Innovation by ICT&Yourself」をモットーとし、ICT技術を用いて社会課題を発見、解決できるリーダー人材を育成。 コアカリキュラムとして「Tankyu Practice(探究実践)」を開発して自ら教壇に立っている。 これまでに100カ国以上からの留学生がこのメソッドを習得し、自国に戻って活躍している。
また、「探究インテリジェンスセンター」をOSINTECHの小田真人とともに設立、最新のAIなども活用して探究実践のプログラムを発展させている。

2019年には「探究コネクト」の設立に参画し、共同代表として探究学習の普及のための発信活動を行っている。
また、子供の探究心を爆発させる接し方を実践的に学べる探究ナビ講座を主催しており、 これまでに1500名以上の方が受講した。

教育に関する問題意識や実現したいことをこちらの記事"偏差値やGDPによる争いが終わったあと、「探究型」の学びが必要になる理由"にまとめました。

その他の役職

書籍

主な著書

「第3の教育」
amazonで購入
ラーンネットから購入
デンマークでの体験に感銘を受けて、ラーンネットを設立した経緯を書いています。2000年に角川書店より出版。
「実践 課題解決の新技術」
amazonで購入
ラーンネットから購入
イノベーションを生み出すためにはどのような考え方や教育が必要なのか?神戸情報大学院大学などで実践している探究実践の考え方や事例を紹介。2013年にPHP研究所より出版。
「ゼロから始める社会起業」
amazonで購入(Kindle)
社会課題解決にこれから取り組む人向け。何を考え、どのように企画立案するかの考え方やノウハウを具体的な事例とともに詳しく紹介しています。2010年に日本能率協会マネジメントセンターより出版。